手遅れは避けたい！忘れがちなリノベーション検討ポイントとは？
リノベーション打合せが本格的になると、間取りや水回り設備の選択に内装材の検討など、考えることが想像以上にある。というお声はよくあります。
「そういえば〇〇って選んだっけ？」「〇〇の置き場所が無い？」と、工事完成間際で気付く。なんてことは避けたいですよね。
ということで今回はリノベーションで忘れがちな検討ポイントについてご紹介します。
暮らしを快適にするポイントでもあるので、見落としが無いようにチェックしてくださいね。
INDEX
忘れがちなリノベーション検討ポイントとは？
Point01:ゴミ箱スペースはどこに作る？
冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器といった家電置場の確保に気を取られて、忘れがちなのが「ゴミ箱スペース」の準備。
ゴミ箱は2〜3個並べることも多く、結構スペースをとります。検討を忘れていて後から用意しようとしたら、キッチンの収納計画を大幅に見直すことに。なんてことになりかねないので初めからスペースを確保しておきたいですね。
こちらの事例ではキッチン作業台下にゴミ箱スペースを用意しました(画像青印部分です)外側から見えにくい配置なので、キッチンのスッキリした印象も維持できます。
ゴミ箱スペースの見え方についても気をつけたいポイントですね。
□ゴミ箱の選択もリノベの計画中に決定がおすすめ
ゴミ箱スペースを先に用意して引っ越ししてからゴミ箱を探す方法は案外、難航します。
3個横並びが後少しのところで入らない、蓋を全開にできないなどの理由からちょうど良いサイズのゴミ箱はなかなか見つからないもの。
先にゴミ箱を決めて、ぴったりサイズのゴミ箱スペースを用意すると見た目に美しく整いますよ。
Point02:布団・季節家電の収納は十分？
洋服を収納するスペースは足りているか？と心配される方は多いですが、家の中には洋服以外にも収納すべきものはまだまだあります。
客用布団や冬場の掛け布団にストーブ、夏場の扇風機や除湿機など。意外と大物は家の中にあります。
そのような物の収納場所は足りていますか？
□使用頻度の低い物は小上がりの収納へ
季節家電や毎日使わない物などの収納場所として使えるアイデアが「小上り収納」です。
収納場所の確保が難しい場合でも、床下で収納を作る小上り収納ならば、設置する場所はまだ残っているのではないでしょうか？
こちらの事例では、小上り下に引き出しタイプの収納を確保。これならば子どもでも物の出し入れがしやすいですよね。
Point03:あると役立つ室内物干しスペース
浴室乾燥機の物干しだけでは足りない。雨が降ってきて洗濯物を一時的に室内で干したい。なんて思うことはありませんか？
そんな時に役立つのが室内物干しスペースです。近頃ではリノベーションでも多く見かけるアイテムになりましたね。
設置の際はしっかりと固定するためにも天井に下地材が必要なので、欲しい時は早めのリクエストをしておくと安心です。
取り付け場所は、エアコンと干渉しない位置、干した衣類がカーテンと干渉しない位置など、気をつけるポイントありなのでご注意です。
□玄関にもあると便利な物干しスペース
濡れたレインコートやアウターなど、室内に持ち込みたくない状態の物ってありますよね。
そんな時に玄関にも物干しスペースがあると重宝します。
こちらの事例では、玄関の物干しスペースにリュックも吊り下げ。毎日使うものも玄関にまとめて置くとお出かけの際に便利ですよね。
Point04:必要な場所にコンセントはありますか？
充電しながらスマホをソファの上で操作する。ダイニングテーブル上でノートパソコンを使用していたら充電が必要になった。など、そんな時に近くにコンセントはありますか？
テレビや冷蔵庫など固定する家電のコンセントに注目しがちで、流動的に使用するコンセントの存在は忘れがちです。
暮らしの中でいつコンセントを使っているのかを注目し、コンセントの配置に反映させたいですね。
□たまに充電する物にも注意
電動シェーバーや電動歯ブラシなど、たまに充電が必要な物にも注意です。洗面所のコンセントが充電するもので溢れ返るなんてことも。
できれば収納の中や棚の内側に充電用のコンセントを用意しておくと、収納しながら充電もできるので見た目にスマートです。
Point05:ペット用トイレはどこに置く？
ペット用トイレの位置もリノベーションの際には気をつけたいところ。見た目にも衛生的にも配慮しておきたいですよね。
こちらの事例では猫のトイレスペースを部屋の奥まった位置に確保。猫も落ち着きやすいスペースになりました。
さらにこちらの事例では、造作洗面台下のスペースは猫のトイレスペースになっています。
インテリアから浮いてしまいがちなペット用品も工夫次第で上手く空間に馴染みますね。
リノベーション検討ポイントはいかがでしたか？忘れていた部分はありましたか？
ご紹介したポイントは用意が無くても生活は可能ですが、有ると生活が快適になる、知らず知らずのうちに感じる生活の不便が原因のストレスを解消するアイデアです。
用意しておいて良かったと満足度の高いポイントなので、リノベーションをきっかけにぜひ暮らしに取り入れてみてくださいね。
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