「狭い」「小さい」が心地よい、リノベでつくるちょうど良い空間
部屋は広い方が良いでしょうか?
大きいソファを置けたり、友人を家に招いたりする際はゆとりあるスペースが便利な時もありますね。
一方で、本を読むためにこもりたい時や、収納スペースはコンパクトな方が整理整頓がしやすいなど、その用途次第では狭い方がちょうど良く感じることもあります。
欠点に思われがちな「狭い」「小さい」スペースはそのサイズ感が魅力になることも。
今回はコンパクトながらも、心地よさを感じる空間を集めました。
これぐらいのサイズなら我が家にも取り入れられるかもと思えるリノベーション事例です。
自分の書斎や収納がもっと欲しいけれどもう作るスペースが無い。と間取りにお悩みの方に、ヒントになるアイデアがあるかもしれません。
INDEX
「狭い」「小さい」が心地よいリノベーション事例
Case01:自分用の作業スペースは世界観を大切に
ホワイトのはしごを登り、アーチの出入り口をくぐるとそこは、ヘリンボーンの床が目を引く、可愛らしい作業スペース。
空間はコンパクトサイズですが出入口には扉を設けず、机の前には両開きの室内窓を設けるなど、抜け感を感じる工夫で閉塞感を軽減しています。
リノベーションではワークスペースを自宅に作ることも多くなりましたが、このように室内窓を取り入れて少しでも外の様子や天気がわかるつくりにすると、仕事中の気分の切り替えにも効果的です。
また、天井は他の部屋よりも低い作りですが、実は床下に収納スペースを用意しています。作業スペースを用意することで、家全体での収納量を減らさないアイデアです。
□ヘリンボーンの床もこの広さなら取り入れやすい
ヘリンボーンのフローリングは施工費が高額になることもあり、採用を見送ることも少なくないアイテムです。でも、やっぱり憧れはなかなか捨てきれないですよね。
そこでこの事例のように、コンパクトなスペースにならヘリンボーンも取り入れやすいのでは?
小さいスペースでは、インテリアに徹底的にこだわりやすいサイズ感なのも魅力的です。
□紹介の事例はこちら▷▷▷非日常と暮らす[Click Here]
Case02:家族の図書館は寝室の上部に
ベッド上のスペースは見落としがちな、有効活用できるスペース。こちらの事例では寝室の上部にロフトを作り、その中には図書館が用意されています。
座って、寝転んで、自由なスタイルで本や漫画を楽しめるそのスペースは、家族だけが使うのにはもったいないくらいですね。
□おこもり感は荷物の目隠し効果もあり
リビングとの間に壁を立てておこもり感を大切にした図書館スペースは、中の書籍も壁で隠せるといった目隠し効果もあります。
リビングや寝室をスッキリとした雰囲気で保てるのは助かりますね。
□紹介の事例はこちら▷▷▷非日常と暮らす[Click Here]
Case03:アルコーブで空間を演出する
アルコーブとは壁を一部凹ませて作るスペースのことです。マンションで多く見かける、共用廊下の壁から凹んだ空間に玄関ドアがあるスペースもアルコーブです。
開放的でありながら3方向を壁に囲われるだけでプライベートな空間にも感じられる場所です。
□アルコーブを室内に取り入れる
こちらの事例ではアルコーブにぴったりサイズのベッドを配置することで、特別感のあるスペースに仕上がりました。
ベッドに座りながら横に収納している本を読んだりと、リラックスして過ごす様子が目に浮かびます。
子どものお昼寝にも役立つスペースですね、もちろん大人も。
ベッドを置くことで小上がり休憩スペースとして使用でき、模様替えでは机を置いてワークスペースとしても使えるなど、将来的に用途を変えやすいのは魅力的です。
リビングの一角にアルコーブを設けることで、リラックススペースを確保。これは取り入れやすいアイデアでは?
□紹介の事例はこちら▷▷▷THE HYGGE[Click Here]
Case04:程よく隠れたパントリー
キッチンの奥にある、思わず覗いてみたくなる可愛らしい小さな入口。その奥にはパントリーがあります。
中の壁にはウィリアム・モリスの壁紙が貼られていて、他の部屋との雰囲気の違いも楽しめますね。柄物の壁紙もこのくらいの空間なら取り入れやすいです。
□パントリーの上も収納として有効活用
実はこちらの事例、収納はロフト仕様となっています。ロフト下はパントリーとして使用、ロフト上はレコードや工具を収納しています。
パントリーでは天井に近い高さまで収納することは難しく、手が届く範囲までしか活用できていないこともあるのでは?
そこでロフト仕様にすることで、空間を余すことなく有効に活用しています。
ロフト下には食料品、上には工具と収納する荷物を仕分けでき、整理整頓もしやすい仕組みですね。
□紹介の事例はこちら▷▷▷とことん、味わい深く。[Click Here]
Case05: 手が届くロフトのサイズ感
ロフトと言えば、大人一人ぐらいが寝られるスペースをイメージすることがありますが、そのサイズ感は小さくても大丈夫。むしろ使いやすさを感じることも。
こちらの事例ではリビングの一角に収納を兼ねたコンパクトなロフトを作りました。
□床に置けない物はロフトに
こちらのご家族はワンちゃんを飼っていることもあり、床に置いておけない荷物は気軽にロフト上へ収納できます。はしごを登らなくても上に手が届くロフトの高さは、荷物の収納に便利です。
子どもたちもおもちゃが壊されなくてすむと、安心できるスペースになっているとか。
子どもの遊び場や収納として使用できるロフトは、収納をただ用意するよりも空間を豊かにするアイデアですね。
□紹介の事例はこちら▷▷▷木とコンクリートの自然体な暮らし[Click Here]
それぞれの「狭い」「小さい」スペースはいかがでしょうか?限られたスペースながらも、住む人のライフスタイルに合わせたこだわりがたくさん詰まっています。
こうしたこだわりや個性がその家らしさを生み出すのですね。
スペースの問題で諦めかけている書斎や収納も、活かせる場所が家の中に残っているかもしれません。限られた空間だからこそ、居心地の良さを感じたり、使い勝手が良いこともありますよ。
もう一度、間取りを見てみてくださいね。
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