WORKS 143

クラシカルに恋して

物件探しからお手伝いしたI様はアンティークな雰囲気がお好きで、ところどころにクラシカルな雰囲気を感じさせる、角を丸くしたアーチの開口を取り入れています。 リビングには懐かしさも感じるパーケットフローリングを採用し、深みのある色で着色。床の色と合わせて着色した大きなL字型の本棚は、たくさんお持ちの本のサイズに合わせて造作しました。ここにもアーチを取り入れお部屋全体に統一感をもたせています。本棚と本棚の間には厚みを持たせウォールライトを設置することで、海外の図書室のような雰囲気に。 東側の窓に取り付けたウッドシャッターの隙間から、ポータズペイントで塗られた壁に綺麗に朝陽が差し込み、やさしい目覚めを。憧れの装いを取り入れたリノベーションになりました。

PHOTO GALLERY

DESIGN PLAN

プラン概要

バルコニーのある南側の景色より個室化している東側の景色の方が、川沿いで眺望が抜けていたので、その解放感を活かすべく、東側に動線を持っていき、部屋から部屋へ移動するような回遊性のある間取りにリノベーションしました。 玄関横の東側の部屋には斜線制限で架かった2方向の大きな斜めの梁がおり、１つは動線を動かし玄関ホール内に取り込むことで斜め梁を目立ちにくいようにしています。 ワークスペース側にも大きな深い梁が出てきていますが、情報量の多い梁を整理することで、すっきりとした印象に。