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大阪×リノベーション

こんにちは。ハコリノベの鬼塚です。

現在ハコリノベは大阪と横浜で店舗を構えていますが、

ふとした時にそれぞれの地域性の違いを感じる時があります。

具体的にどのような違いがあるのか、個人的にも気になったので

大阪の歴史や大阪に住む人たちの感性とリノベーションを掛け合わせて考えてみることにしました!

 

『大阪=商人の町』

だれでも1度は耳にしたことがあるかと思います。

府内には大きな川が複数あり、物流が容易な事から瀬戸内の海産物や関東の食材、

アジアの工芸品などが多く運び込まれたことで商人文化が根付いたと言われています。

異文化や価値観の多様性を受け入れてきた府民性をリノベーションデザインに掛け合わせてみると・・・

“幅広いデザインが採用されている傾向にある”ように見受けられます。

実際にハコリノベで手掛けてきた事例でも、大阪での事例デザインには幅の広さがあります。

 

・アジアン ・シャビーシック ・インダストリアル etc…

 こちらの事例は▷▷WORKS 087

 こちらの事例は▷▷WORKS 040

 こちらの事例は▷▷WORKS 057

自然と異文化や多様性を受け入れる力が受け継がれている…のかも?

 

次に、地形からも見てみましょう。

大阪市内:沖積地域

→いわゆる平野。高低差は少ない。

淀川以北(北摂):山地や丘陵地

→市内から緩やかに高くなり、北摂山系の低山地が展開。

大和川以南(阪南):丘陵地や台地

→なだらかな起伏や小山が続き高低差は少ない。

東側:金剛山地、生駒山地までのいわゆる河内と呼ばれる地域までは緩やかな台地が広がる。

西側:大阪湾では古くから埋め立てが進んでおり、自然海岸はなんと全体の1%。

 

地形的に見ると、高低差も少なく住みやすい地域だと感じられますね。

そんな大阪の地形をリノベーションデザインに掛け合わせてみると、

“冬の寒さ対策よりも夏の暑さ対策を重点的に行う”のがおすすめと言えるでしょう。

高低差が少ない分、地熱がたまりやすくなるからです。

室内で窓の高さに変化を設けて換気を行ったり、

広いLDKにはシーリングファンなどで空気を流動させることで

空気溜まりを無くし、体感温度を下げる工夫をしてみるのもありだと思います。

 

 

今回は歴史や地形といった大きなカテゴリーからリノベーションについて考えてみました!

“大阪には大阪の歴史があり、少なからずその影響を受けながら町が形成され、人が住んでいる”

ということを改めて感じました。

次回は、横浜×リノベーションについても考えてみたいと思います。

 

 

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