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賃貸リノベの注意点とは?持ち家リノベとの違いを紹介!

物件を探していると「リノベ済み賃貸物件」「賃貸リノベーション」という言葉を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、ここ数年で賃貸リノベ物件の数が増えてきています。

「賃貸リノベ」とは、家の中がすでにリノベ済みの物件なので自身でリノベをすることなく、デザイン性の高い綺麗な物件にすぐに住めると言う特徴があります。

一見、魅力的な物件に感じますが、すぐに入居を申し込んでしまっては危険なことも。
住む前に必ずチェックしておきたいポイントがありますよ。

特にリノベに興味を感じている方は、賃貸リノベではせっかくのリノベの醍醐味を感じられないことも。

そこで今回は、賃貸リノベでの注意点や持ち家リノベとの違いを紹介します。
賃貸暮らしと持ち家暮らしのどちらが良い?と、悩んでいる方にもおすすめの内容ですので、是非ご覧くださいね。

■よく見かける賃貸リノベの要注意ポイント

自身で間取りやインテリアを考えるリノベよりも、すぐにリノベ済み物件に住めちゃう「賃貸リノベ物件」

ですが、賃貸リノベならではの注意点もあります。家を借りる前にその特徴を確認してくださいね。

□多くは一人暮らし向けの物件

賃貸リノベ済物件情報をチェックしていると、一人暮らしを想定した20〜40㎡台の物件の取り扱いが多く見られます。

リノベ済みの物件写真についつい注目してしまいがちですが、まずは間取りや平米数をチェックしておきたいですね。

ファミリー向けの広さがある物件は、リノベ済みであっても「分譲タイプ」であることが多く見られます。
2人以上用の住まいなど、ある程度の広さがある賃貸リノベ物件はまだまだ取り扱いが少ないと言える状況です。

□リノベ済み物件は家賃が高め

リノベ済み物件は賃貸募集の前にリノベ工事を行っている為、家賃にリノベ工事費が含まれて価格設定されていることがほとんどです。

その地域の家賃相場よりも数万円程高く設定されていることもあるので、物件探しの際には念の為リノベをしていない物件と家賃比較をしておいても良いでしょう。

また、同じことがリノベ済み分譲タイプの物件でも多く見られます。こちらについてもリノベ工事費が物件価格に含まれている可能性が高いので、同じマンション内の物件でも販売価格に数百万円の差があることも。

狙っていた物件がリノベ工事により、家賃や販売価格が上がってしまった。なんてことは実はよくあります。(特に分譲の場合)気になる物件は、取り扱い不動産業者にリノベ工事の予定など確認してみても良いですね。

□実は築古物件のことがよくある

賃貸物件でリノベを行う理由として、室内の老朽化が目立ってしまい、築年数の印象から借り主がなかなかつかないのでリノベを行う。といったことが挙げられます。

賃貸紹介サイトでは綺麗になった室内写真が多く掲載されているので古さが目立ちにくいですが、マンション自体の築年数は古いということがありますよ。

物件紹介サイトでは築年数や建物の構造についても必ず確認してください。

特に単身者向けの物件が多いリノベ済み賃貸では、建物自体のセキュリティも気になるところ。

ファミリー向けの物件よりもセキュリティ面が劣ることも考えられるので、女性の単身住まいの場合などは室内だけでなく建物やその周辺地域の安全性も必ずチェックしてくださいね。

また、築古物件で気をつけたいことは配管といった目に見えない部分の劣化について。
賃貸リノベではどこまでの範囲でリノベ工事を行っているのか住み手はわからないので、気づかぬうちに配管の劣化により漏水を引き起こしてしまうことも。

そのような場合でも管理会社やオーナー負担で補修は行われることもありますが、工事の立ち会いなど住み手の負担は発生するものです。

リノベによる見えない部分のメンテナンスは思っているよりも重要なので、こうした安全面を重視する場合は、持ち家リノベでご自身で家の管理を行う方が確実です。

□間取りは意外にもベーシック?

住む人のライフスタイルに合わせた個性ある間取りが魅力のリノベ物件ですが、賃貸リノベ物件の間取りでは意外にもベーシックな印象を受けるかもしれません。

その理由には、賃貸リノベ物件は単身世帯向けの物件が多いことから、一物件あたりの広さには制限があり、それ故に間取りの自由度が少ないことが考えられます。

1ルームから1LDKといった間取りが多く見られますが、家で仕事ができるワークスペースや収納たっぷりのウォークインクローゼットといった、個性を感じる間取りは少ないのが現状です。

自分の暮らしにフィットした間取りをリノベに求めるならば、やはり持ち家リノベをおすすめします。

□リノベというよりもリフォーム済み物件が多数?

リノベ済み賃貸物件というカテゴリーではあるけれど、物件内容をよく見てみると老朽化した部分を新築時のように修復をする「リフォーム物件」であることは多く見られます。

そこで内見時に注目してほしいことが「部屋に使われている内装材」をチェックすること。
リノベ済み賃貸物件の中には、使用している内装材にこだわっている部屋もあります。

床に無垢フローリングを使用していたり、天井はコンクリートを露出させて天井高を高くする。塗装された壁やドアなど、部屋の質感にこだわりを感じられる物件が中にはありますよ。

リノベ物件ならではの素材の特徴を感じられ、将来的に行うかもしれない持ち家リノベに向けた貴重な体験が得られます。

リノベ済み物件と紹介されてはいるけれど、一般的な物件と違いを見つけるのが難しい家もあるので、内見時の素材チェックは欠かさず行ってくださいね。

せっかくリノベ済み物件に住むのならば、内装材にこだわったリノベ空間での暮らしを楽しみましょう。

■賃貸?持ち家?どちらがおすすめ?

上記で紹介した賃貸リノベ物件の特徴を確認してみると、我が家は持ち家リノベの方が良いのかも?とお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで、賃貸物件と持ち家(分譲)物件、それぞれに住む場合のメリット・デメリットをご紹介します。

□賃貸住まいのメリット・デメリット

[賃貸住まいのメリット]

・同居する家族の人数変化といったライフスタイルや、転勤・転職といった経済状況に応じて、家を住み変えることができる

・隣人トラブルや周辺環境に不便がある場合でも引っ越しで解決しやすい

・住まいのメンテナンスに必要なリフォーム費用が必要ない。特にマンション暮らしの場合、共有部修繕のための積立金を支払う必要がない(共益費は必要なことがあります)

・住宅ローンが支払えなくなるという将来的な不安がない

[賃貸住まいのデメリット]

・住み続けても資産にならない

・間取り変更や水回り設備の入れ替え、内装材の張替えといった住環境のメンテナンスを自主的に行えない

・高齢になってからの転居は、入居可能物件が限られる場合がある

・将来的な収入の減少や年金暮らしでも、一定の住居費を支払い続ける必要がある

賃貸暮らしの場合、住む場所や住宅ローンの縛りがなく、身軽に暮らせるのが魅力です。

2拠点生活をはじめとする、生活の拠点を変化させたい方。職業柄、定期的に転居が必要な方。将来的に故郷に戻る予定の方など、今は住む場所を固定するのが難しいといった理由で賃貸住まいを選ぶ方も多いのではないでしょうか。

賃貸暮らしは住まいに関する初期費用が抑えられるため、現役時代は比較的ゆとりを持って住まいに関するお金と付き合えます。引越しの度に、家賃を見直しができることもメリットですね。

一方で、賃貸暮らしの場合は長生きすればするほどお金の負担が重くなると言えます。

将来的に貯金が少なくなり家賃を払えない。と言った問題が起こる危険もあります。
家賃の低い物件へ引越しする場合も、年齢制限で難しい場合もあるので早めに老後を過ごす家への引越し計画をしておく必要があります。

これから先、賃貸住まいを続けるという方でも、何歳まで(特に老後の住まいについて) 賃貸物件で暮らせるのか、資金計画を確認しておきたいですね。

□持ち家住まいのメリット・デメリット

[持ち家住まいのメリット]

・持ち家が資産になる

・老後に住む家が確保できる

・住宅ローンの完済後は住居にかかる月々の費用が少なく済む

・リノベーションして住みやすい家に変えられる

[持ち家住まいのデメリット]

・将来的な住まいの修繕・リフォーム費用の準備は必要

・マンション住まいの場合、長く住んでいると管理費や修繕積立金が増額していくことがある

・定期的に固定資産税や火災保険料の支払いが必要

・病気や失業などによる収入が途絶えた場合でも住宅ローンは支払い続けなくてはならない

・完済前は住宅ローンの破綻リスクがある

・将来的な家の相続について考えておく必要がある

持ち家住まいの場合、将来的な住まいの安心と資産が手に入ります。

住んでいる地域によっては、賃貸暮らしの家賃よりも、月々の住宅ローンの支払いのほうが費用を抑えられることもあります。
こうした理由から持ち家を住まいに決められる方は多くいらっしゃいますよ。

一方で、家を購入する場合はその初期費用にまとまった資金が必要です。

物件購入時には頭金や諸費用の支払いにより、手元のお金が一気に減ってしまいます。
自己資金の準備期間(貯金期間)も必要ですので、持ち家購入前にはこうした資金準備期間もスケジュールに含めてくださいね。

また、持ち家は購入し、その後に住宅ローン完済をしておしまい。ではなく、その後の住まいの維持コストも発生します。

40歳代で持ち家リノベをした場合でも、約20年後には水回り設備の取り替えや内装や外部の修繕は必要になるので、こうした修繕費用も手元に残しておく必要があります。

さらに、固定資産税等の税金は家を所有している限り発生しますよ。

賃貸暮らしと同じく、住んでいる限り住まいに関する費用は発生し続けますが、住宅ローンの返済を早めに完済すると老後は賃貸暮らしよりも比較的、住居費を抑えられます。

□賃貸と持ち家、どちらが正解?

賃貸住まいと持ち家住まいのどちらが良いのか、という問いに正解はありません。
上記で紹介したようなメリット・デメリットはどちらにもあります。

また、賃貸住まいと持ち家住まいについて住居費を比較した場合でも大きな差がでないことは多く、あまり意味がないこともあります。

例えば、持ち家の場合でも老後のリフォーム工事で大掛かりな工事をすることでトータルで賃貸住まいよりも住居費がかかることもあります。

また、賃貸暮らしでも長生きすればするほど住居費は持ち家の場合よりも必要になります。

どちらがお得か?については多くの方にとって正直、現段階ではわからないことがほとんど。

それよりも、住まいに関する金額比較より、暮らしで何を重視するのかを考えてみるとその答えが腑に落ちるかもしれません。

特定の場所や住宅ローンのプレッシャーに縛られず、身軽に生きたいのか。老後も住み続けられる場所を確保して安心したい、自分好みの暮らしやすい家をつくりたいのか。

どんな暮らし方をしたいのか、まずは思い浮かべることからスタートしても良いですね。

■1人暮らしでも持ち家リノベは珍しくない!

これまでにご紹介しました「賃貸リノベ物件」に対して、条件に当てはまらなさそう。やっぱり老後も安心して住み続けられる家の方が良いと、お思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。

単身住まいでも家を買うことは珍しくない今の時代。特に、コロナ禍で家と暮らしについて改めて考え直した方も多く、特に老後の住まいを確保しておきたいという声は多数あると言われています。

こういった背景の影響もあり、ハコリノベでも単身住まいで家を買う方は年々、増加傾向にあります。

賃貸リノベ物件では実現が難しい、自身の暮らしにフィットした間取りを求める方。
賃貸物件でも単身用では狭い物件が多く、広さが十分でも個室が多く住みにくいといった悩みを抱えた方。

中には、将来的に持ち家の売却を視野に入れつつも家を購入する、賃貸や持ち家にこだわらない、今の暮らしに合うフレキシブルな選択をされる方もいます。

持ち家というと資産になる安心感はありつつも、その存在が重荷に感じてしまうこともありますよね。ただ、手放しやすい条件(立地の良さ・広さなど)を備えた物件なら、その心配も減らせるかもしれません。

考え方によっては、賃貸住まいのように持ち家住まいも身軽な印象を得られることも。家を買うことに対してそんなに身構える必要はないのかもしれませんね。

ここからは、単身住まいの持ち家リノベ事例をご紹介します。
賃貸物件リノベではなかなか体験できない間取りやインテリアの工夫など見どころをご紹介しますよ。

持ち家リノベが少しでも具体的なイメージになるように、お役立てくださいね。

□おすすめリノベ事例▷たくさんの本をインテリアの一部として収納

本をたくさんお持ちのお客様は珍しくないのですが、賃貸暮らしだとどうしても本棚を自身で用意しないといけないのは大変ですよね。

こちらの壁面いっぱいに広がる目を引く本棚は、大容量の収納量が魅力的なのはもちろん、角をアーチ状にデザインすることでお客様の好きなアンティークな雰囲気にぴったりです。

こうした趣味にフォーカスした間取りはやはりリノベの醍醐味です。

また、こちらの事例は単身住まいですが部屋の広さは55㎡あります。50㎡以上の空間は単身住まいから2人暮らしなど、住まい方に変化があっても対応可能な広さです。

持ち家リノベならライフスタイルの変化にあわせて間取り変更が可能。変化が起こってもリノベで手を加えられる安心感がありますね。

さらに、住み手の人数を制限しない広さの物件は、その分買い手の選択肢を広げる効果もあります。
物件購入時には将来的な売買の予定がなくても、今後買い手がつきやすい物件かどうかという視点は購入時にもっていると良いですよ。

ライフスタイルの変化は誰にでも起こりうるもの。いざという時に身軽に動けるように準備しておくことが重要です。

□ご紹介のリノベ事例はコチラ▷▷▷クラシカルに恋して[Click Here]

□おすすめリノベ事例▷持ち家だからできる!唯一無二なインテリア

和風を感じる格子の引き戸がありつつ、天井や壁はコンクリート仕上げのインダストリアルなテイストに。さらに、ブルーやイエローといったポップな色使いを空間に取り入れた、テイストミックスが唯一無二の空間に。

こうした自身の世界観を表現したい方は、是非とも持ち家リノベを体験してもらいたいですね。

こちらの事例は71㎡の広さがある物件。70㎡以上あると単身暮らしや2人暮らしでもゆったりと暮らせます。さらに、お子さまが一緒でも十分に暮らせる、色々なパターンの暮らし方にも対応できる助かるサイズ感ですよ。

今は単身住まいでも、将来的なライフスタイルの変化に対応できるようにしておきたい。という方は、物件探しは70㎡台の物件に注目しておくと安心です。

□ご紹介のリノベ事例はコチラ▷▷▷綯交(ないまぜ)な暮らし[Click Here]

賃貸リノベ物件について「リノベ」というワードが魅力的ですが、その物件にどんな特徴があるのかチェックは大切。家を借りる前にご紹介した内容には気をつけてくださいね。

また、せっかくリノベにピンときたのなら、ご自身の家をリノベする機会も貴重な人生経験になります。
家を買うことは確かに大きすぎる買い物ではありますが、そこまで身構える必要はありませんよ。

まずは、自分の現在地を確認する相談だけでも大丈夫です。

相談では、今の状況で家は購入できるのか、どのくらいの物件を月々いくらぐらいの支払いで生活ができるかなど、漠然としている家の購入のイメージを、具体的な数字で把握ができますよ。

「家を買うのはまだまだ先かな、しばらくは賃貸暮らし」とお考えの方こそ、試しに持ち家暮らしでの資金計画シミュレーションをおすすめします。

家を購入することがより身近になると、持ち家リノベという暮らしの選択肢の幅が広がりますよね。この機会に是非、暮らしの可能性を広く探ってみましょう。

□ハコリノベでは、お家のこと、お金のこと、なんでも聞ける相談イベントを開催中!

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