リノベーションのタイミングはいつが最適？
住んでいる家や物件を購入してからリノベーションをいつかはしたい。と考えてはいるけれど、そのタイミングっていつが最適？と悩みますよね。
日々の仕事や家事が最優先で、後回しになってしまいがちなリノベーション計画ですが、今回は「リノベーションをするおすすめのタイミング」をご紹介します。
まだ先でも大丈夫かな。と悩んでいたリノベーションについて、1歩踏み出すきっかけとして役立ててください。
INDEX
■自宅リノベーションのおすすめタイミング
住んでいる家のリノベーションを考えるきっかけの多くは、水まわりの設備・内装の老朽化対策です。
お風呂やキッチンの入れ替えと一緒に他の部分や部屋も工事を行うケースが多いですね。
このタイミングで家の間取りを大きく変えるフルリノベーションすることもよくあります。
□リノベーションをする目安とは？
給湯器が壊れてお湯が出なくなってしまったり、トイレが故障すると生活に支障が出てしまいますよね。こういった事態はなるべく避けたいもの。そこで水まわりの設備・内装の交換時期の目安をご紹介します。
【前回の工事から10年後に気をつけること】
・給湯器(要注意)・・・本体交換の目安は10年とされています。エラー表示がでたり、お湯の出の調子が悪い時があるといった症状には要注意です。いつ壊れてもおかしくない状況なので、修理または早めの交換をおすすめします。
・壁紙の貼替え・・・壁紙は貼ってから10年程経つと、気づかぬうちに日焼けや汚れで色が変わっています。家具をぶつけてしまい、破けたところもあるのでは？10年を目安に貼替えを検討すると良いですよ。
壁紙を貼り替えると部屋が明るくなります。色や柄を変えるだけで部屋の雰囲気も大きく変わるので、壁紙工事だけでも部屋の模様替えは楽しめます。
・必要箇所には部品交換や補修を・・・キッチンやお風呂といった水まわり設備、床材や建具といった内装材は工事から10年程経つと劣化による不具合が出てきやすい時期に入ります。
調子が悪い場合には、部品交換や本体入れ替えが必要なことも。特にコンロやレンジフード、食洗機など機器類の調子には気をつけてくださいね。
工事から10年程経過すると、入替えや補修が必要な箇所が出始めます。一方でまだまだ使える部分もあるので、既存利用を活かしたリノベーションを検討しても良いですね。
【前回の工事から15〜20年後に気をつけること】
・すべての水まわり設備が交換時期に・・・キッチン、お風呂、トイレ、洗面台といった水まわり設備が入替え推奨の時期にあたります。劣化や部品の破損など故障がいつ起きてもおかしくない時期なので、使えなくなる前に交換をおすすめします。
・20年を目安に床材や建具の交換を・・・工事から20年程経つと床材に傷がたくさん入っていたり、色味が剥げてしまったりとダメージによりお手入れが難しくなることも。特にシート素材の内装材は変色など劣化が目立ってきます。
ちなみに建具の交換や床材の張替えは壁紙工事と同時期に行うと仕上がりが綺麗になりやすいですよ。
工事から15〜20年程経った家がリノベーションをするおすすめのタイミングです。その頃にはライフスタイルの変化があることも多いので、間取りも同時に見直すとその時にちょうど住み良い家に整えられますね。
■家を購入してリノベーションするきっかけとは？
いつかは家を購入してリノベーションをしてみたいと考えている方はたくさんいらっしゃいます。そこで、どのようなきっかけでリノベーションをされたのでしょうか？ご紹介します。
□家族が増えたことがきっかけ
パートナーとの同棲や結婚、子どもが生まれる予定など一緒に住む家族が増えることがきっかけで、家を購入する方は多くいらっしゃいます。
ライフイベントが他にも重なるタイミングなので、家の購入・リノベーションに必要な資金計画は慎重に。コーディネーターと共に無理のない計画を行いましょう。
□子どもの進学がきっかけ
子どもの小学校入学に合わせて家の購入とリノベーションを検討される方も多いです。
その場合、希望のエリアで要望に合う物件がなかなか見つからない。ということも少なくありません。物件探し期間に余裕のあるスケジュールを組むことをおすすめします。
□ペットと快適に暮らしたい
ペットとの賃貸暮らしでは内装の汚れや傷がつくことに神経質になったり、床材でペットが足を滑らせたりと住環境に不満を感じる方は多くいらっしゃいます。
そこでリノベーションを通して、人もペットも心地良い環境での暮らしを求める方が増えています。
単身住まいの方でもリノベーションを選ばれることがずいぶんと多くなりました。
ペットにとっては一日の大半を過ごす家を住みよい環境に整えてあげたいですね。
□自分好みのインテリアや間取りにしたい
壁の色や床の素材など賃貸暮らしでは自分好みの内装に変えることが難しく、理想のインテリアに仕上げることが困難なことも。
リノベーションではすべての内装材や間取りを自分で選べるので、今の住まいではインテリアを思いっきり楽しめない方にはリノベーションがおすすめです。
□住宅ローンを組むため
物件を購入しリノベーションをする方の多くは住宅ローンを利用しています。ローンの返済期間や金利を考慮してリノベーションの時期を決める方もいらっしゃいますよ。
コーディネーターと資金計画を組むことも可能なので、無理のない資金計画をした上でリノベーションのタイミングを検討してくださいね。
□家を引き継ぐタイミングで
実家や親戚の家を引き継ぐタイミングでリノベーションをされる方も増えてきました。
ハコリノベでは戸建てのリノベーションも可能なので、是非ご相談のお声がけをしてくださいね。
■リノベーションはスケジュールの余裕があるうちに
リノベーションでは毎週のように打合せをしたり、お客様自身で調べ物をしたり、検討することが盛り沢山なので、リノベーションの最中は忙しく感じることも。
間取りや水まわり設備、内装材は一度決めたら20年程は愛用するものなので、じっくり検討し納得のゆく物を選びたいですよね。
そんななか、リノベーションの時期が仕事の多忙な時期と重なってしまったり、家族のライフイベントと重なると、リノベーションになかなか集中できないことも。
リノベーションについて検討することがストレスにならないように、スケジュールの余裕があるときに行うことをおすすめします。
リノベーションのタイミングについて、いつに行うか具体的になりましたか？
リノベーションは完成するまでに半年程必要な大きなプロジェクトです。
費用面やプライベートな時間も必要なこともあり、気力体力をたくさん使うので、無理のないちょうど良いタイミングでリノベーションを行ってくださいね。
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