後悔する前に要チェック！リノベでおすすめのコンセント位置
スマホやタブレットを充電しながら映画やドラマを見たい、にもかかわらずソファの近くにコンセントが無い時や、コードレスの便利な家電が増えたけれど充電するコンセントやちょうど良い充電スペースが無い、なんてことありますよね。
リノベーションではコンセントを好みの個数や位置で設置ができますが、暮らし始めてここにも必要だったと後悔はしたくない。
ということで今回は見落としがちなコンセントについて、あると便利なおすすめな取り付け位置を部屋ごとにご紹介します。
■あると便利なおすすめコンセント位置
1: 玄関・土間
□１ヶ所だけでもコンセントがあると安心
上部事例写真のように空気清浄機やフットライトなどを使うこともある玄関・土間ではコンセントを１ヶ所は用意しておくと安心です。
電動自転車のバッテリー充電や靴乾燥機も玄関で使えると便利ですね。
廊下からもプラグの抜き差しがしやすい位置にコンセントがあるとストレスフリーです。
あるいは玄関収納内部にコンセントを用意すると外からコードが見えずにスッキリとした印象を保てますね。
また、玄関土間ではDIYや自転車のメンテナンスをすることもありますよね、工具を使用する際に使うコンセントもあると便利ですよ。
2:洗面所
□〇〇専用コンセントを用意
ドライヤーやヘアアイロンなど主に身支度時に使うコンセントで電動歯ブラシやシェーバーの充電を行うと、出しっぱなしの状態が気になりますよね。
ミラーボックス内や収納棚内部に充電専用のコンセントがあると片付いた状態をキープできます。
また、洗面所でタオルウォーマーを導入したいけれど取り付けたい場所にコンセントが無いなんてことは避けたいですよね。上部事例写真のようにあらかじめ専用のコンセントは用意しておきたいところです。
気になる機器がある場合は電気の使用有無を要確認です。
洗面所ではストーブや扇風機、除湿機を置くこともあるかもしれないですね。そんな時に備えて、足元にもコンセントがあると便利です。
3:トイレ
□念の為にあると安心
温水便座用のコンセントを用意することが多いトイレですが、ストーブ用にも使えるコンセントがあると体温の変化対策として安心です。温水便座用コンセントのもう一口が使えると便利ですね。
上部事例写真ではトイレ収納の上にもコンセントを用意しました。
コンセント式ディフューザーやアロマランプの使用時に役立ちますね。
夜間時にトイレの照明が眩しい時など、コンセントランプの使用もおすすめです。
将来的な体の変化に備えて用意しておいても良いですね。
4:ウォークインクローゼット
□衣装ケースで隠れない場所が理想
足元に衣装ケースなど置くことが多いクローゼットですが、コンセントは隠れず使いやすい位置に取り付けるとストレスフリーです。
特に空気清浄機や除湿機などはクローゼット全体に効率良く機能する位置に置きたいですよね。
また、リノベーションでは機器類やコードがごちゃつきやすいインターネット関連の機器をウォークインクローゼットに設置することもおすすめです。
セットアップ後はめったに操作しない物なので、収納棚の上部にインターネット用のコンセントをまとめておくと良いですね。
棚と干渉しない高さにコンセント位置を計画しておくことも大切です。
5:寝室
□ベッド周りには自分用のコンセントが欲しい
スマホの充電や枕元だけを照らすデスクランプを置く場合はベッド周りにコンセントがあると良いですね。夫婦で就寝する際はそれぞれに使えるコンセントがベッドの両端にあると便利な場合も。
これで目覚ましアラームを止めやすくなりますね。
ベッドまわりのコンセントは位置や高さにも注意です。ベッドでコンセントが隠れないようにしてくださいね。
6:キッチン・ダイニング
□目に入る場所には家具コンセントを
ホットクックやミキサーなど調理中に使う家電がありますが、そんな時はキッチンの手元近くにコンセントが欲しいですね。上部事例写真のように目に入りやすい場所にコンセントをつける場合はスリムな家具コンセントが存在感控えめでおすすめです。
また、ダイニングテーブルの近くにもコンセントがあると、ホットプレートの使用時やノートパソコンやタブレットの充電にも便利ですね。
キッチンは電子レンジやトースター、炊飯器や電気ケトルなど家電を沢山使う場所なのでコンセントの数も多く必要なのですが”コンセントが沢山ある＝多くの家電を同時には使えません！”ということを覚えておいてくださいね。
消費電力の高い家電を同時に使う場合はブレーカーが落ちないように、事前に工事でそれぞれの電気回路を分けておく必要があります。
調理家電を沢山使用する予定がある場合はリノベ打ち合わせ時に相談くださいね。
7:リビング
□予備があるとやっぱり安心
専用の充電スペースが必要なお掃除ロボットやコードレス掃除機、声が届きやすい場所に置きたいスマートスピーカーなど新しい家電がどんどんと暮らしに増える昨今、必要なコンセントも増えますよね。
色んな場所にコンセントを作っておくよりも、部屋のコーナーにあるコンセントの差込口を増やすほうが家電が増えた際もスマートに充電ができますよ。
また、リビング収納の中にもコンセントを作っておくと便利です。プリンターやカメラの充電をしながら収納できますね。
他にもペットの為の機器や水槽などに使うコンセントもお忘れなく。
住んでいない家での暮らしを想像することは難しいですが、どのタイミングで電気を使っているかを自分の日々の暮らしを振り返りながら考えるとコンセントの抜け漏れを防ぎやすいですよ。
フィットネス用のマシンやマッサージチェアなどいつかは使いたい物のコンセント計画も今のうちに仕込んでおきましょう。
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