間取り変更しやすいマンションの条件は…!!
今回はリノベ前・物件購入前に知っておきたい「間取り変更しやすいマンションの条件」についてお話させていただきます。
せっかくリノベを前提に購入したマンションが間取り変更が難しい物件だった!なんてこと避けたいですよね。
そうならないためにも、これからお話する6つのポイントを意識しながら物件を検討してみてください。
①まずは構造が大事!です!
マンションの構造は大きく分けて 『ラーメン構造』と『壁式構造』の2パターン があります。
『ラーメン構造』は”柱と梁”で構造を支えているのに対して、 『壁式構造』はその名の通り”壁”で構造を支えています。
間取り変更をする際に、ラーメン構造のマンションは間仕切り壁を撤去しても構造的な問題が出てきにくいです。
しかし壁式構造の場合にはそうはいきません。
構造がかかっている壁は解体することができないため、 間取り変更に制約が多く出てきてしまいます。
そのため大規模な間取り変更を前提にマンション購入する場合には『 ラーメン構造』のマンションを選ぶことをおすすめします!
②『PS』は動かせない!ので要注意!
マンションの部屋の中には、PSと呼ばれる場所が2〜3箇所あります。
最上階から1階まで縦に繋がっていて、各部屋の排水などを流すことが主な役割です。
正式名称は『パイプスペース』と言い、 図面には『PS』と表記されていることが多いです。
PSの位置は変えることが出来ないので、間取り変更を考える上で、 PSの位置については注意して確認をしておく必要があります。
PSの位置を考慮しつつ、キッチン位置変更を工夫した事例はこちら ▷WORKS107 『並べる家』
③『柱』と『梁』は動かせない!ので要注意!
ラーメン構造のマンションにとって、柱と梁は 構造上とても大切な部分になっています。
大きく間取り変更する場合でも、現状の柱と梁は場所変更などが出来ないため、あわせて注意が必要です!
動かせない柱や梁をうまく活かしながら、間取り変更をした事例はこちら▷WORKS95『ネコノアール』
④『窓』や『玄関ドア』も位置変更は出来ない!
同じくマンションリノベでは、窓や玄関ドアもリノベーションで位置変更が出来ない要素のひとつなので注意が必要です。
既存の窓サッシが、カタカタ隙間風が入りそうなほど古くてどうしても嫌だな。。。エアコンの効きが悪そうだな。。
という時には、部屋内側にもうひとつ内窓を設置することも出来ます。
空気層が断熱材代わりになり、気密性の向上などのメリットも多いので、既存サッシが気になるときは取り入れてみてください。
⑤ハードな天井が登場の可能性に注意!
間取り変更やそれに伴う床上げのために、天井をコンクリートのあらわし仕上とすることが多いのですが、ここでも大切なことが、、。
それは天井を解体するまで、どんな天井がでてくるか予測が出来ないことがある!!という点です。
ここだけは、解体の日まで分からないのでハコリノベスタッフも毎回ドキドキしつつも楽しみなポイントです!
想像以上にゴツゴツしたハードな天井が現れたり、 建築当初の大工さんのメモが天井に残っていたり、
金物がたくさんくっついていたり、カラフルな建築部材が埋まっていたり、、
要は、もともと新築当初の設計時に「あらわしの天井」にする設定ではないため、最終的に天井裏に隠れるから…と
そこまで丁寧に仕上げられていないことも多く、建築時のメモ書きが残っていたりするのです。
そもそも、なぜそんなリスクを伴うコンクリート剥き出し天井が施工事例にも多く出てくるのか、、。
間取り変更の内容にもよりますが、キッチンの場所移動に伴う配管の関係でどうしても床を上げる設計にしなくてはいけない場合があります。
その場合には、天井高を確保するために既存の軸組天井を解体し、コンクリートあらわし天井にすることが多いのです。
どんな天井が出てくるか、ドキドキしながら解体の日を待つのもリノベの思い出のひとつになると思います!
もし万が一、出てきた天井が荒々しすぎて部屋のイメージに合わないなー、、。
となった場合にも、白塗装で綺麗目な雰囲気に仕上げるなど、いろんなリノベ方法がありますのでそこはご安心ください!
想像していなかったポップな天井が出てきた事例はこちら ▷WORKS116『side-by-side』
⑥マンションの遮音規約を守ろう!
マンションごとに居室の床材に対する遮音の規定が定められていることが多いです。
床材を選定する際には、その規約を遵守できる施工方法、床の種類を選ぶ必要があります。
マンションリノベと戸建てリノベとの大きな違いでもある注意点なので、ここは覚えておきましょう!
上記にあげた、ご注意点の①〜⑥の条件について把握、確認さえすれば
マンションリノベはとても自由度が高いんです!!
『ラーメン構造』『PS』『窓』『玄関ドア』『天井の事』『床の遮音規約』
ハコリノベでは、この6つのポイントを押さえたうえで、フレキシブルに間取りをご提案しています^ ^
物件購入の相談、物件の内覧ご同行の際も、コーディネーターはこの6のポイントをもとに
「こんな間取り変更が可能です」とご提案しています。
可能性の幅を楽しみながら間取りを検討していけるのもリノベの醍醐味ですよね!
最新の間取り変更事例はこちら ▷WORKS115『イロとカタチを紡ぐ』
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