【第1回 自己資金について】中古マンション・中古戸建て 購入講座
こんにちは、コーディネーターの小西です。
日々たくさんのお客様のお家を、家探しからリノベーションに至るまでコーディネートさせて頂き、
お客様のオリジナリティ溢れるお家を見させて頂くのがとても楽しい毎日です。
さて、久し振りの投稿になってしまいましたが、これから少しづつ中古マンション、
中古戸建ての購入に関するポイントなどをここでもお話しさせて頂ければと思います。
ハコリノベ不動産では、コーディネーターが、リノベーションを前提とした中古マンションや中古戸建ての物件選びから、
実際の購入手続き（仲介業務）、内覧時にリノベーション費用や内容・流れなどをご提案したりと、
トータルにご提案をさせて頂いております。
その流れに沿って毎回一つづつ講座の様にご紹介させて頂きますね。
【第1回 自己資金について】
まずは、中古マンション、中古戸建ての購入に係る費用を把握しなければ
物件もいくらくらいの物件を探せばいいか分かりませんよね？そんなお金のお話しからです。
お金の事はピンとこない事がとても多いと思いますが、予め見直して検討頂きたいポイントが
【自己資金はいくら出せるのか】という事です。
ここで言う【自己資金】とは引越し代や完成後に購入する家具・家電代等を省き、
物件購入にあたり消えてなくなってしまうお金の事をいいます。
このお金の金額によってさまざまな事が連動して動きだします。
【自己資金】の中身としては
①購入に係る諸費用、
②ローン金額を下げる為の資金
の大きく二つに分かれます。
①購入に係る諸費用は中古住宅の価格の約1割程度くらい必要になります。
1700万円～2500万円前後の物件購入で約170万円から230万円程度になる事が多いです。
まずは、この金額が用意出来るか出来ないかという事になります。
もしこのくらいの金額がご用意可能なら現金で出して貰った方がベターです。
というのも銀行の審査では、『家を購入するなら諸費用くらいは用意できるだろう』という考えがベースにあるからです。
ただ、どうしても用意出来ない場合は《諸費用ローン》という商品がローンの中にありますので、
それを利用するという事も可能です。
《諸費用ローン》を利用する場合は、諸費用全額をローンする事も可能ですが、
『50万円だけ』など金額を切って申込む事も可能です。
弊社の提携ローン銀行の《諸費用ローン》は住宅の金利と同率で借入が可能ですので、
フリーローンなどでお借入れされるより断然金利が安いですよ。
ただ、《諸費用ローン》を利用すると住宅の金利の引き下げ幅を下げにくかったり、
利用ローン金額の上限に制限が出てきますので、ご注意ください。
②のローン金額を下げる為の資金としてのお金は、諸費用を現金で支払った上に、まだもう少し現金を用意する事で、
100％ローンからそれ以下にしていくことです。
仮に必要資金金額が3000万円だとすると、その2割の600万円（諸費用込み）ほど用意出来るとすると、
金利の下げ幅としてはかなりの引き下げ幅を獲得するポイントになりますので、とても有利になります。
都市銀行で変動金利で0.5％ジャストでお借入れ頂いているお客様もいらっしゃいます。
【自己資金】の金額によって、ローンの金利が変わるという事、
それによって毎月の支払金額ももちろん変わってくるという事を念頭に置いて頂き、
無理のない程度に自己資金を用意して頂ければと思います。
次回からは今日出てきた《諸費用》の内容について、紐解いていきます。
次回もよろしければ覗いてみて下さいね。
ハコリノベ不動産 コーディネーター 小西 昌子
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