これは便利!リノベーションで収納を増やすアイデア事例集
住まいについての不満や後悔ポイントに挙げられることが多い「収納が足りない問題」
間取りを考えている際は部屋の広さがついつい気になりますが、収納計画はその後の暮らしに影響が大きいこだわりたいポイントです。
今以上に収納を作るスペースが無い。と思いがちですが、実はこんなところにも収納はできる!役立つアイデアを集めました。
早速、暮らしに取り入れてみてくださいね。
INDEX
収納が足りない!と困りがちな物
生活の中で収納が足りないという声が多いものはこちらです▽▽▽
□季節家電・寝具
扇風機やストーブ、来客用布団などはかさばりやすく意外と数も多いもの。
ウォークインクローゼットに収納を計画することもありますが、スペースをとるので洋服の収納場所が少なくなることもあります。
頻繁に使用しないものは天袋や床下などへ、出し入れに少々億劫なスペースに専用収納を用意しても良いですね。
□リビングの小物・掃除道具
書類や文房具といった小物、掃除機やフロアモップといった長さのあるものは頻繁に使いたいけれどリビングに収納が無い、なんてことはありませんか。
広さを優先したくなるリビングですが収納が足りないという声も多い部屋です。小さくても収納が1つあるだけで助かりますよ。
□食器・食品
いつのまにか増えていくことが多い食器、その存在を忘れ収納を占領しがちな食品はありませんか。
収納を用意するだけでなく手持ちの物を把握しやすい収納であることも大切ですね。
高い位置に作った収納は使用しづらく感じることもあるので、使いやすい位置での収納確保が重要です。
収納を増やすアイデアをチェック!リノベ事例集
01:大カウンターの下には小カウンター
ノートパソコンやキーボードにマウスといった機器類は使いたい時にすぐに手が届く位置にあると便利ですよね。
そこで作業をする大きいカウンターの下に、収納用の小さいカウンターを用意しました。使い終わった機器類はさっと下にしまうだけ。カウンター下の空間を有効活用したアイデアです。
02:階段下も立派な収納スペース
階段下はちょうど本が入る、収納におすすめの場所。
こちらの事例ではロフトに上がる階段の下に本棚を作りました。収納が足りないことが多い本ですが、こうした隙間部分を活用することで収納を増やすことができますよ。
03:あえて床は上げて、床下収納を設ける
季節家電やスーツケースなど頻繁に使わない大きい荷物がありますよね。
わざわざ収納に広いスペースを捻出することは気が進まないもの。
そこでおすすめするアイデアが床下収納を設けることです。
こちらの事例では作業スペースの天井高さを低くし、床下に収納を用意しました。
40cm程床を上げるだけでも十分なスペースを確保できますよ。
物の出し入れは事例画像・青印部分の土間から行います。
床近くに収納があることで、重たい荷物でも出し入れがしやすいので助かります。
04:見逃しがちなドアの上にあるスペース
こちらの事例では収納引き戸の上部にオープン収納棚を設けました。ここのスペースは見落としがちです。
アールの棚が空間を華やかにしてくれていますね。
本を飾るように収納したり、グリーンを置いても良さそうなディスプレイを楽しめる収納です。
05:小上がり収納は収納のしやすさも大事
リビングに設けた小上がりスペースは床下が収納になっています。
小上がり収納では取り外せる床材で収納の蓋をしている場合、蓋が重かったり・敷物の移動が必要な場合は物の出し入れが億劫に感じることも。
そこで床下の収納は引き出し式にすると動作がスムーズですよ。
頻繁に使うものなどは引き出し収納にしまっておきたいですね。
06:あっちからでもこっちからでも使える収納
洗面所の衣類収納は着替えの際に便利ですが、ここではもう1つ助かるアイデアが取り入れられています。
実はリビングにある収納扉を開けると洗面所へ衣類収納が可能な作りになっています。
リビングで畳んだ衣類をそのままリビングから収納できるので家事も楽になりました。
収納しやすいことも大切なポイントですよね。
今からでも取り入れやすい!収納アイデア
□取り入れやすい引っ掛ける収納
引っ掛けることも立派な収納方法です。
家の中にもまだまだ引っ掛けられる場所があるのでは?今からでも取り入れられるアイデアを紹介です。
01:玄関では引っ掛けて収納
収納家具や棚を置くスペースが限られている玄関土間では、引っ掛ける収納が活躍します。ほうきやかばんは壁に引っ掛けてスッキリと収納します。
02:壁は収納場所
ロフト上の腰壁でさえ収納スペースです。どこに何があるか一目瞭然な工具収納スペースになりました。
03:アウターや帽子は壁に掛けて収納
すぐに身支度ができると便利ですよね。玄関にアウターや帽子を壁に掛けておけると身支度のルーティーンがスムーズに。
04:棚の裏は絶好の収納ポイント
棚の裏にバーを取り付けるだけで収納ができます。調理器具を引っ掛けて整理整頓。
バーの取り付けはDIYでもチャレンジしやすいですよ。その際は引っ掛けすぎに要注意です、棚が重さで傾いてしまいます。
05:マグネットも侮れない
レンジフードにマグネットフックをくっつけて、鍋敷きなど小物は引っ掛けて収納しました。
マグネットなので取り付け位置も変えやすいですね。今日からでも取り入れたいアイデアです。
収納場所の確保はできそうですか?必要な場所に最適なサイズの収納があることで、家は片付けやすくなりますね。
収納場所が足りない時は空間を見上げると意外と使えそうなスペースがあるものです。間取りでも平面図だけ見ていると気が付きにくいですよね。立体的に空間を捉えると見落としていたスペースが収納にぴったりなこともありますよ。
ここも使えるのでは?という視点でもう一度、計画中の間取りや住んでいる部屋を見直してみてくださいね。
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