今よりも広く使える家になる ロフトのアイデア
押し入れの中で寝転がり「ドラえもんみたい」と一回はやったことがあるのでは?
部屋よりも狭く、天井が低い空間なのにそれがかえって居心地が良く、いつもより高いところから見る部屋の様子が新鮮でしたよね。
最近の家では襖のついた押し入れはすっかり希少になってしまいましたが、かつてのドラえもんごっこ気分をちょっと味わえる?「ロフト」の存在感が近頃は増してきています。
家を探す中で気になる広さ=平米数は床の面積を表すもので、空間の上部を使う「ロフト」があることで平米数以上の空間を活用できます。
今回はそんな見逃しがちな空間をフルに活用した、寝るだけじゃなく、バラエティーに富んだロフトのアイデアを5点集めました。
この家は狭いかな?という心配もロフトで解決できるかもしれませんよ。
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■01:広さか機能かどっちが優先?
リビングに広さは欲しいけれど、子ども部屋も欲しい、どちらも譲れない。ということで、2つの希望をロフトで同時に叶えました。
リビングの中央に3畳分程の広さがあるロフトをつくりました。
ロフト上部の天井高さをしっかり確保することで空間の上部に抜けができ、ロフトによるリビングへの圧迫感もできるだけ抑えることができています。
ロフト上はくつろぎスペースとして使用、大人でもゆったりと横になれる広さです。
解放感があるのでリビングに居る家族とも会話がしやすく、リビングの一部としてロフトを活用できますね。
ロフト下は子ども部屋としても使え、奥に長く広さを感じられます。通常サイズの家具を置いても問題なく使えますよ。ロフトには換気用に室内窓を取付するとカビ対策にもなり安心です。
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■02 くり抜かれた景色を楽しむ
上に登ったり、下に潜り込んだり、ロフトにわくわくするのは子どもも大人も同じ。覗き込んだり、顔を出して声をかけたりついついやってしまいますね。
リビングにあるロフトでは、上から仕事をしている様子を覗いたり、開口から顔を出したり
、料理している様子が見えたり、何気ないシーンがくり抜かれた開口から見るとちょっと特別に感じます。
ロフト下の床は畳敷きなのでかがんで移動する際に膝やお尻が痛くなりにくいですよ。畳があるとお昼寝もできますね。
ロフト上へのアクセスは階段状になっています。はしごよりも登り降りがしやすいので子どもにも安全ですね。ロフト上にある荷物の出し入れにも便利ですよ。
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■03 収納スペースにぴったりなロフト
ウォークインクローゼットやパントリーで手の届きにくい上の方は上手く使い切れないなんてこともあるのでは。そこで収納スペースをロフトにすることで、上下の空間を最大限に活用しました。夫婦それぞれの荷物を分けて収納しているので、整理整頓もしやすいですね。
キッチンのコンロ横にある小さい入口がロフト下への入り口です。
ロフト上には画像右側にギリギリ写り込んでいるはしごから上にアクセスします。
ロフト上は工具やレコードを収納。床はカーペット仕上げになっているので、座りながらじっくりとレコードを選べますね。高いところ好きなネコちゃんのくつろぎの場にもなっています。
ロフト下はパントリーとして食料の保存と裁縫道具も収納しています。コンパクトな空間だからこそウィリアム・モリスの壁紙を全面に張ったりと、チャレンジな内装も取り入れやすいですね。
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■04 取り入れやすいミニマムロフト
ロフトって場所をとりそう。という印象がありますが、必要な大きさで部屋全体に対してちょうど良いサイズに調整することは大切です。
こちらの事例ではワンちゃんのゲージがあるロフトをつくりました。ロフト上では大人1人分の就寝スペースを確保。奥行を必要なサイズだけで深くしすぎないことにより、リビングスペースの広さもしっかり確保しています。
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こちらの事例ではリビングの一角に子どもの遊び場として使えるロフトをつくりました。
ロフト上で遊ぶことでワンちゃんにおもちゃを壊されないと子どもも安心しているとか!
リビングとの距離感も近く、ソファに座る感覚でロフト上でくつろげますね。
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■05 あっちこっちにロフトあり
仕事や勉強で集中したい時に小さくても良いからこもれるスペースが欲しい時ってありますよね、そんな時に活躍するのがロフトです。
必要最低限なサイズならロフト作りにぴったりな場所は家の中にもまだまだあるものですよ。
こちらの事例では家の中に2つもロフトがあります。
1つ目はミシンをするための作業スペース。立ち作業をしやすいようにロフトの天井高さを高くしています。
ロフト下全体は玄関収納側からの収納スペースになっていますよ。
画像の室内窓下にある足元のカーテンをかけた部分が収納スペースです。
衣装ケースやスーツケースなどの箱物を収納しやすいですね。
ロフトでは上の天井高は高く快適に、下の天井高さは収納の分だけ確保して低くするといったメリハリをつけた高さ設定もおすすめです。
ベッド上のスペースは盲点だったかも、ここに注目してベッドの上にロフトを作りました。
2段ベッドみたいな感覚で、天井が近いベッドの寝心地は懐かしさを感じるかもしれませんね。
ロフトの上は漫画や本を楽しむ小さな図書館になっています。
ロフトを囲う壁は天井近くに数十センチの隙間を作っているので、エアコンの風も届きやすく快適ですよ。リビングからロフトを見た光景も天井近くに抜け感があり、空間が広く感じられます。
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以上がロフトのアイデア紹介でした。
ロフトは一人暮らし用住宅によくある就寝スペースのイメージが根強いですが、仕事スペースにしたり収納場所として効率よく使えたりと、使い方やサイズは自由自在ですね。
リノベでは平面的だけでなく立体的に空間を最大限活用した間取りもおすすめです。天井高さが高い物件はロフトも作りやすいですよ。
内見の際はぜひ立体的な空間のサイズも確認してみてくださいね。
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